医龍 Team Medical Dragon 3

第10話「母の命か娘の命か!仲間の命を懸けた禁断の最終オペが今、始まる!」

朝田龍太郎:坂口憲二

加藤 晶:稲森いずみ

伊集院 登:小池徹平

荒瀬門次:阿部サダヲ

真柄冬実:谷村美月

木原毅彦:池田鉄洋

黒木慶次郎:遠藤憲一

藤吉圭介:佐々木蔵之介

鬼頭笙子:夏木マリ

野口賢雄:岸部一徳

公式HP

同時に2つの難易度の高いオペをやることになった朝田龍太郎(坂口憲二)たち。高瀬春香(出口結美子)は朝田、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)、北川響(初音映莉子)が、世界的ピアニストのナターリア(Asya)は、加藤晶(稲森いずみ)と朝田が北洋から呼んだ外山誠二(高橋一生)と野村博人(中村靖日)がそれぞれオペを行うことになった。

倒れたところを荒瀬に発見され病室に運ばれた黒木慶次郎(遠藤憲一)は、やってきた朝田に余命が短いことを告げた。黒木は友人である高瀬(渡辺いっけい)には病気のことを内緒にして欲しいと言い、白衣を持って病室を出た。

春香の病室を訪ねた朝田は、万が一の時にと夫にあてたメモを渡そうとする春香に、その必要はなく、手術は必ず成功させると話した。そこへ、部活中にケガをして別の病院に入院している娘の恵(菅野莉央)が車椅子で見舞いに来た。血のつながりはないものの本当の親子のように楽しそうに話す春香と恵。一方、ナターリアからは人工弁を使いたくないとの要望が入る。手術の難易度がさらに上がることを考え戸惑う加藤らだが、野口学長(岸部一徳)はなんとかしろの一点張りだ。また加藤は、以前の失敗以来オペに怯えている真柄冬実(谷村美月)を呼び出し、恐怖を克服するために朝田のオペの助手につくよう指示する。病院内で鬼頭笙子(夏木マリ)とすれ違った朝田は、呼び戻したチームドラゴンのオペを見に来るよう声をかけるが、鬼頭は笑顔で立ち去っていった。

オペ当日。それぞれのオペに室に進む朝田ら医師たち。見学室には藤吉圭介(佐々木蔵之介)、木原毅彦(池田鉄洋)、野口の姿が。そして、2つのオペが同時に始まった。TEXTEND

2つのオペが順調に進む中、明真に来ていた恵が倒れたとの連絡が入った。肺塞栓で人工心肺が必要だが2台ともオペで使用中、さらに他の病院から借りるのも恵を他の病院へ移動させるのも難しいとなり途方にくれる一同。状況を知った朝田は、恵をオペ室に運ぶよう指示。春香の人工心肺を一度外し、30分という短い時間で恵の処置をして、再び春香に戻すという。その間も春香のオぺを止めるわけにもいかず、現場に緊張が走る。

恵が運ばれてくるが開胸前に症状の悪化により人工心肺が移動できない状態に。伊集院が心臓マッサージをしていると、オペ室に黒木が現れた。黒木は心臓マッサージで体が揺れている恵にカテーテルで人工心肺の装着をやってのけた。そのまま黒木はサポートに回り、伊集院が肺塞栓のオペをする。20分以上が経過し、恵のオペは終盤に差し掛かるが、左肺動脈にまで血栓が広がっていることがわかった。このまま2人の処置をしていては、両方の命を落としてしまうことになると決断をせまられた朝田は、1台を2人で使う異例の処置を提案。そこにいる全員の医師免許剥奪もありうる無謀な朝田の提案に怒り狂う野口。戸惑う伊集院たちに、黒木は自分のアイデアと指示で責任は自分が取ると宣言。さらにかつての腕を信じて、高瀬もオペに入るように説得。激高した野口はオペ室に入ろうとする黒木と高瀬を止めようとするが、それを鬼頭が通した。大スキャンダルだと騒ぐ野口に、鬼頭は黙っておく代わりに野口が学長の座を退くことを要求する。やがて、3人の手術が無事に終了した。

オペ終了後、黒木を探してカテーテル室にやってきた朝田は倒れている黒木を発見。息も絶え絶えにチームに入れて欲しいという黒木に朝田は、お前はすでにチームの一員だと話す。微笑みながら息絶える黒木。

鬼頭と医療評論家になった野口が去ったこと以外、明真にいつもの光景が戻っていた。そんな中、朝田は再び戦地に向かい…。

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